『好き、以外の言葉で』
以前ふせったーでも書いたものの加筆修正版です。
その時はアニメ12話視聴直後だったので、アニメ13話についても触れます。
てなわけで。
アニメ未視聴の方(いないとは思いますが)は回れ右してまずはアニメを見てきましょう♪
アマプラとかdアニメストアとかで見れますよ!!
既視聴組も、なんならもう一回見てきてもいいのよ?w
大丈夫?見てきた?
準備はおーけー?
OKだったら、続きを読むボタンをクリック!↓
ということで、『好き、以外の言葉で』について。
ご存知、ED曲『hectopascal』のカップリングです。
まだ聞いていない方はまずは(以下略)
ちなみに、考察とかそんな高尚なものではなく。
多分に妄想がダダ漏れな感想ですので、過度な期待は禁物です(笑)
では早速。
イントロ……はとりあえず省略(サビと同じなので)。
1番からです。
1番
1番は侑パート
Aメロ
『どんな顔したらいいの みんなの前では どれくらい他人なんだっけな』
Aメロは、侑と燈子が秘密の関係であるけれど、表向きは(周りからは)『どこまで』と認識されているかわからなくなっている様子から始まります。
9話以降、侑は燈子への特別を自覚しつつあり、実際12話では『バカ』の言葉に隠されていましたが、ついに『好き』と言葉に出しました。
けれど、それは燈子への秘密の部分でもあり、もちろん自分に対しても秘密の部分でもあり。
7話で『言えない事が増えていくなぁ』と二人が別々の場所で言葉にしていたとおり、公にはできません。
Bメロ
『朝すれ違う時にはもう 前髪少し切ったの すぐに気付いたけれど
言えなかったの少し気にしてる』
続くBメロでは、侑が燈子との距離をつかめなくなっている様子が。
朝すれ違っただけで前髪を切ったことに気づいた侑だけれど、それを燈子に告げていいのか。
それは、燈子を特別に見ていることを伝えることになるんじゃないか? という逡巡も含まれているように見えました。
8話の『その嬉しいって、どういう意味?』というシーンに近いかな?
でも、そこまで気にしなくてもよかったんじゃないか、なんて思いながらも気にしている。
いじらしいよ侑……。
8話の時点では、そこまで『自覚』はなかったようですが、9話以降の『自覚』した状態では余計に気にしていそうです。
11話の合宿では、あまりにも気にしすぎて何も言えなくなっていたくらいですし。
サビ
『君に言いたいこと いつも心にメモしておくけど
声を聞いたらもう 全部忘れてしまって
秘密の会話も ありきたりな言葉で埋まってしまって
どうしよう 何を言おう 好き、以外の言葉で』
サビでは二人一緒に歌っています。
一見すると、付き合い初めのカップルかお前らは!という印象を受けますが。
10話のラスト、燈子が侑に電話したシーンが思い浮かびます。
『侑と話すと安心する』といっていた燈子と、『先輩と話すとざわざわする』と言っていた侑。
この二人が、言いたいことがいっぱいあるのに、秘密の会話(この電話のような)も、ありきたりな言葉になってしまう、と言っているわけですよ。
そして、サビのラストで『なんて言おう 好き、以外の言葉で』。
ここも侑からしたら『好き』が言えないわけですから他の言葉を探さないといけないわけですし、逆に燈子からしたら『好き』だけじゃなくいっぱい伝えたい言葉があるわけです。
同じ歌詞なのに意味が違って聞こえる……hectopascalもそうですが、作品を知れば知るほどこんな秀逸な歌詞があるか!?ってなるすごい歌詞です。
2番
では2番に行きましょう。
2番は燈子のターン
もうね、これは何も考えなくてもただのノロケです(笑)
侑好き好き!って言ってるだけですね!
Cメロ
『明日もどうせ会うのに 返事を待ってる 寝ちゃったかな
朝、目が覚めたら 君からのメッセージ 足りない言葉を胸に抱えて
今日もし廊下で また見かけたら なんでも言えそう な気がした』
んで、サビを経てのCメロ。
厄介です……。
いや、何が厄介ってですね。
最初はいいんです。
さっきの10話のラストの電話のように、ゴロゴロしながらメッセージ送って、返事まだかなー?なんて思ってスマホを見てるうちに寝ちゃって。
朝起きたらメッセージ来てて、なんか嬉しくなって。
ほんと、付き合い初めのカップルかお前らは!(2回め)となるわけですが……。
Cメロラスト。
朝、廊下で会ったら何て言おうかな、昨日の夜も話したし毎日会ってるけど、会えたら話したいことはいっぱいあるんだ。
いつも言えなくなっちゃうけど、なんでも言えそう♪
までは二人一緒に。
けれど、『な、気がした』と、侑が付け足すんです。
つまり、燈子は、結局言葉に詰まって言えなくなっちゃうことが多いんだけど、明日こそは『なんでも言えそう』。
けれど、侑は、言いたいこと伝えたい思いはいっぱいある、昨夜のメッセージのやりとりなんかもあって、『何でも言えそう』と思ったけれど、やっぱりそれは『気のせい』で言えるわけがない、になっちゃうんですね。
12話で、ベットの上で『侑は私を好きにならないでね』と言われ、『言いたいことをぐっと飲み込んで』、目をそらしてからやっと『わかってますよ』と絞り出した侑。
燈子を見送りながら、私の(好き)なもののことを嫌いって言わないでよ、と心で強く思いながら、けれど『バカ』の言葉で隠した侑。
そうして走り出すんです。
大好きな、特別になった燈子先輩のために。
好き、以外の言葉で想いを伝えるために!
そんなわけで。
原作既読な私としては、12話のシーンで『好き、以外の言葉で』がかかるのではないかと期待しつつ、戦々恐々としていたわけです(だって流れたら号泣するの確実だもんw)
流れませんでしたが……ですが、13話でここしかないだろう!というタイミングで流れました。
ということで13話
まぁね、12話が終わった時点で、もう13話確定だろうな、とは思っていました。
水族館デート回なのも知っていました(原作既読勢なので)。
原作愛が溢れまくっているスタッフさんですから、完璧なタイミングでかかるのもわかってました。
ということで。
バスタオル抱えて見ていた私は、もう予想通り号泣ですよ。
気がつけば息もできない状態ですよ。
そしてこの曲を背景に、侑と燈子がイチャイチャしてるのが余計に切ない!!
実際、途中までは結構セリフがかぶっていたんですけどね。
2番サビの『どうしよう 何を言おう 好き、以外の言葉で』のあたりからセリフがなくなります。
ぎゅっと手を握る描写も入り、言葉なんかいらない、といった雰囲気です。
で問題のCメロで……
侑のなんとも言えない表情が余計に切ないですね……(泣きながら)
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